トラックが不要になった場合、基本的にはトラックを販売している会社に下取りとして出すか、買取専門店に持っていって査定をしてもらう必要があります。日本のトラックは出来が良く、中古であっても海外からの買い付け業者がたくさんいるので、オークションに出されるなど買取手はたくさんいます。一般的な自家用車は中古よりも新車の方が売れます。その理由として、自家用車は趣味用であったりぜいたく品であったりするので、見た目を気にしてキズのない新品を欲する人が多いからです。

しかしトラックの用途は仕事用のことが多いので、キズは大して問題にならず、中古自動車よりも割合高く買い取ってもらえる場合が多いです。査定の仕方は一般的な自家用車と一緒で、外装のキズやへこみ、内装の汚れや破れ、その他ライトの点灯やタイヤ溝を確認します。例えば、荷台は家具や段ボールに入った大きなものだけでなく、建設現場では砂や土砂、水産関係の会社では水の入ったコンテナを運ぶことがあります。荷台に雨だれなどによる腐食や、腐食による穴が空いていた場合、その荷台の役割が狭まってしまうため、需要が減ってしまいます。

そうなると必然的に査定が下がり、買取価格も上がらないということになります。トラックは個人保有の物だけでなく、会社で保有している場合もあります。その時、そのボディの側面などには法人名がプリントされていることが多いです。プリントをはがさないと次の買い手が迷惑を被るのであれば、プリントをはがしておかなければ査定額が下がってしまいます。